参加型交通安全教室が9月26日、東広島市西条中央の賀茂自動車学校で行われ、東広島市老人クラブ連合会福富支部と東広島市交通安全母の会の30人が受講した。
教室は平成20年から東広島市が主催し、毎年秋と冬の2回開催。今回は東広島市と東広島署、広島国際大学が協力し、交通安全体操やパソコンを使ったドライブシミュレーターなど新しい試みがあった=写真。
コース内では、交差点で指導教官によって大型トラックが自転車を巻き込む事故を再現した。受講者たちは自転車がトラックの下敷きになる場面を目の当たりにし、交通ルールやマナーの重要性、安全意識を再認識していた。
福富町在住の藤川浩生さん(72)は「毎日運転しているが、ブレーキを強く踏み込む急停止はなかなかできなかった。人身事故は一番怖いので、これからもスピードを出し過ぎないように安全運転をしていきたい」と話していた。(掛川)