東広島市初となる知的障害児の通園施設「こども発達障害支援センターぐるんぱ」は同市八本松町米満に完成し、9月23日に落成式が行われた。設置者は社会福祉法人つつじ(山田正史理事長)。式には蔵田義雄市長をはじめ関係者ら約80人が出席し、新設を祝った。10月1日から運営を始めた。
センターは鉄筋コンクリート平屋建てで、床面積は415平方m。発達に遅れのある就学前の子どもが対象。保育室、遊戯室、言語訓練室、相談室を設けた。
落成式で山田理事長は「児童が持っている能力を十分に発揮してもらうことがわたしたちの願い。地域福祉と障害児の療育の向上に力を注ぎたい」と式辞=写真。
原和彦所長は「デイサービスで行っている療育支援を継続。ハード面の整備でより充実した活動ができる」と完成を喜んでいた。(橋本)