東広島市立高屋東小学校（東田宏昭校長、３４７人）で１０月５日、オーストラリアのウエストレイクスショア小学校との交流会があった。１年生から６年生まで外国語に親しむ授業を取り入れ、英語を学んでいることから、文化への関心やコミュニケーションの力を高めるのが目的。２年ぶり２回目。
全校児童が参加したウェルカムパーティーでは、ウエストレイクスショア小学校や地域の様子を紹介するＤＶＤの上映。児童や保護者、教諭など３８人を歓迎する総合表現「絆」では、６年生が伝統歌舞伎の白浪五人男を熱演し、和太鼓・三味線を披露しながら、日本やふるさとの魅力を紹介。
各教室ではメンバーを交えて給食を楽しみ、児童たちは手振り身振りで表現し、交流を深めた。体育館では、２年生と４年生による日本文化体験を行った。お手玉やあやとりなど９つの昔遊びで盛り上がり＝写真、書道では児童の手ほどきを受けながら、メンバーは「日本」や「左右」の書にチャレンジした。４年生の野沢晴章君（９）は「外国人ということで最初は緊張したが、思い切って英語を使った。話ができてとてもうれしかった」と笑顔をみせていた。（信藤）
