広島大学総合博物館(岡橋秀典館長)主催の第4回企画展「里山のめぐみ~生物多様性を育む世界~」のオープニング記念シンポジウム・明日の「さとやま」を語るが11月3日、同大東広島キャンパス教育学研究科L205講義室で開かれた=写真。
シンポジウムには約100人が参加。国連大学高等研究所いしかわ・かなざわオペレーティング・ユニットのアン・マクドナルド所長が「里山・里海がもたらす可能性」をテーマに基調講演。広島大学名誉教授の渡辺一雄氏、兵庫県立大学自然・環境科学研究所講師の内藤和明氏、里地ネットワーク事務局長の竹田純一氏が話題提供を行い、シンポジウムでは参加者らとの意見交換もあった。
企画展の特別展示は11月21日まで同キャンパス大学会館1階大集会室で開かれている。会館時間は午前10時から午後5時(入館は同4時30分まで)で月曜日休館。
11月12日には公開講演会「古典文学に描かれた里山の風景」が、20日にはフィールドナビ「ががら山に夢を描くワークショップ」(中学生以上対象・要申し込み)が開かれる。問い合わせは同館082(424)4212へ。(住田)