三原市大和町の広島三育学院中学校聖歌隊・ハンドベルは12月3日、三原市本郷町の広島空港出発ロビーでクリスマスチャリティーコンサートを行った=写真。同校が大和町に移転してから30年以上続いている伝統イベント。
聖歌隊・ハンドベルは広島空港を皮切りに、ゆめタウン東広島や三原市くい文化センターなど市内外7カ所を回りチャリティーコンサートを開く。12月17日には鹿児島県クリスマス演奏会に出場する。
コンサートでは、クリスマスソングを歌ったり、ハンドベルの美しい音色を響かせたりしてロビーはクリスマスムード。曲が終わるたびに、来場者から温かい拍手が送られた。
久住祐嗣郎教頭は「4月に入ったばかりの1年生がよく頑張った。2・3年生もしっかりと指導して、生徒内で良い責任感が生まれている。これからコンサートを続け、完成度を高めていきたい」と話していた。
聖歌隊隊長の栗山翼さん(15)は「わたしたちのコンサートに足を運んできてくれる人がいてとてもうれしい。演奏を聞いた人たちを笑顔にしたい」と張り切っている。(繁澤)