劇団あらむのオリジナル公演「猫の箱庭」が12月11、12の両日、東広島市の安芸津公民館で行われた=写真。自分が書いた小説が盗作だと疑われたことがきっかけで引きこもりになった少年が飼い猫のシバに「今の自分を変えたい」と願ったことから、舞台を幕末や海賊世界へと変えながら、自分を変える方法を探していく物語。
高校生を含めた7人が出演。脚本・演出の渡辺能弘さんは「他人の言動は自身の受け止め方次第で変わる。これに気付くだけで、自分を変えることができるということを感じてもらえたのでは」と話していた。来年2月5、6日には東広島市民文化センターで同じ演目が行われる。(隠善)