東広島市内の若手経営者などで組織する「三金会(さんきんかい)」(川口健二会長・川口歯科院長)は12月17日、同市西条下見の西条HAKUWAホテルで、毎回会合などで集めた募金をあしなが育英会に寄付金として贈った=写真。
あしなが育英会は病気・災害などで親を亡くした子どもたちや、親が重度の後遺障害で働けない家庭の子どもたちを物心両面で支えている民間非営利団体。
三金会の会員は平成22年からあしなが育英会の人をゲストとして招き、育英会の活動を理解しながら街頭募金、あしなが「Pウォーク10」などに参加してきた。
川口会長は「小さな積み重ねが子どもたちの未来を輝くものにできる。会員はイベントに率先して参加し協力している。活動は今後も続けていく」と話し、代表して寄付金を受け取った平賀歩さん(22)は「わたしが大学4年生になれたのは、あしなが育英会を応援してくださっている人たちのおかげです。感謝の気持ちを忘れず、社会に貢献できるよう日々努力していきたい」と笑顔だった。(繁澤)