県立賀茂高校の男女バレーボール部が2年連続で第19回中国高校新人バレーボール選手権大会への出場を決めた。2月18日から広島市中区の県立総合体育館と東区スポーツセンターで行われる。県から8チーム、山口、岡山、鳥取、島根の各県から2チームずつ参加し熱戦を繰り広げる。
賀茂高は男女とも長身選手のいない小柄なチーム。女子は拾ってつなぐバレー、男子は速攻などのコンビネーションバレー。
女子顧問の大野博明教諭は「サーブを確実にセッターに返して多彩な攻撃をしかけていきたい」と話す。キャプテンの山形仁美さんは「レベルの高いチームとの対戦だが、自分たちの持ち味のバレーをしたい」と笑顔。
指導者のいない男子。大野教諭に相談しながら、練習をすべて考えている。キャプテンの西野貴道君は「3年生が引退し不安だったが、なんとかここまでこれた。課題のサーブカットを克服し、持ち味のコンビネーションバレーで勝負したい」と意気込んでいる。(上田愛)