竹原市竹原町の市立竹原西小学校(福田明校長、350人)の6年生71人は2月18日、「ふるさと竹原」のよさを紹介する自主制作ビデオをお披露目。制作で世話になった地域の指導者たちを招いて鑑賞。「ふるさと納税制度」の寄付金を財源にした「竹原っこ夢プロジェクト」の一環。
6年生児童は「竹原のよさをもっと知ってほしい」という夢を実現するために、昨年5月にビデオ作りを開始。竹原の魅力を「音楽」「ぶどう」「賀茂川」「町並み」の4つに分け、グループごとにそのよさを取材しながら体験し、4分間のビデオに編集した。
音楽グループは竹楽器を作ったり、和太鼓・竹楽器を演奏したりしてビデオに収めた。竹楽器を指導したNPO法人ネットワーク竹原の理事長・佐渡泰さんは「子どもたちは少しでも竹に触れ竹原を知ってもらい、もっとふるさとを好きになってほしい」と話していた。古川雄伸君(12)は「ビデオ作りは初めての経験で必死に取り組みました。竹原のよさを再確認できました」と振り返っていた。(門田)