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「造賀川をきれいに」 造賀小児童が1年間学習

  • 2021/09/22

 

 東広島市高屋町造賀の市立造賀小学校4年生16人は、自分たちの身近な自然「造賀川を守ろう」という課題を決め、1年間学習してきた。造賀川の生物の観察や清掃を行い、11月には学習発表会で川をきれいにしようと呼びかける劇を地域住民や保護者に披露。

 学習のまとめを地域の人に伝るため、児童たちは画用紙にメッセージを書きフェンスへの取り付けを計画。この活動に賛同し「せっかくならいい物を残そう」と造賀公衆衛生推進協議会と造賀を愛する会の協力で、畳1枚分のメッセージ看板が完成した。

 井上旦陽君(10)は「川の観察はいろんな虫が見れて楽しかった」、門藤航平君(10)は「川はきれいだと思っていたけど、そうではなかった。だから一生懸命頑張りました」と1年間の学習を振り返っていた。

 岡田良二校長は「学校と地域の連携でできた看板。児童にとって思い出に残る立派なものができました」と話していた。(小勝負)

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