東広島市西条上市町の東広島市教育委員会で4月1日、東広島市マスター講師辞令交付式が行われた。優れた教科・部活動指導の力量や経験のある退職管理職者を5人、東広島市マスター講師として委嘱。市内すべての公立小中学校、幼稚園に配置し、質の高い授業の実施と教員の指導力向上を図るのが目的。今年で4年目。
マスター講師は初任者教員の授業を実際にみてフォローしたり、アドバイスを送ったり、他に相談しにくい管理職教員の悩みなども継続的に見守ってゆく。
木村清教育長は「皆さんの豊富な経験を学校業務に生かしていただきたい」と激励した。
マスター講師の田部芳樹さんは「教職員にとって気軽に相談できる存在でありたい。わたしの経験や失敗談なども生かし、さりげなく声かけができれば」と話していた。嘱託期間は来年3月31日までの1年間。(門田)