竹原商工会議所で3月24日、「竹原駅利用推進市民の会」設立総会が開かれ、小坂政司市長をはじめ約60人が参加した。
東日本大震災の犠牲者に黙とうを捧げた後、発起人を代表して日谷眼科の日谷博光院長があいさつ。高齢者を含めたすべての人が安心して利用できる環境整備の必要性を強調した。
竹原の高齢化率は32%。同市の玄関であるJR竹原駅にはエレベーターやエスカレーターが設置されておらず、改札口からホームまでの陸橋を歩いて渡る必要があるため、高齢者への負担は大きい。
同会は支援団体の協力を受けながら署名運動を行い、6月末までの3カ月間で2万人の署名を集めることを目標としている。(小林)