宇宙飛行士・山崎直子さんと一緒に宇宙を旅した「NAOKO☆宇宙アサガオ」の種を日本宇宙少年団東広島分団の団員が栽培し、採取された2世代目の宇宙アサガオの種の贈呈式が4月13日、東広島市立高美が丘小学校で行われた。
児童全員が集まった体育館で分団の伊藤昭夫分団長(近畿大学工学部准教授)が100粒の種を児童会代表の後藤優里さん(同小6年)に贈呈した。
児童を代表して黒川凛太郎君(同6年)が「大切に育て、きれいなアサガオの花を咲かせ、宇宙への夢を広げたい」とお礼を述べた。
伊藤分団長は「東日本大震災から1カ月が過ぎた。日本全国が笑顔を取り戻してほしい。心豊かな日本をつくりあげたい。高美が丘小で育てたアサガオの花がほかの小学校や地域全体に広がり花でいっぱいになるのが夢です」とあいさつ。
同校の太田美鈴校長は「いい教育の機会をいただき感謝している。1年生だけでなく全児童に育てさせたい」と話していた。(泉)