東日本大震災の被災者を励ますメッセージが込められたこいのぼりは4月25日、東広島市内の公立の幼稚園、小・中学校すべてで空を泳いだ。
同市高屋町小谷の市立小谷小学校(福田勝則校長、234人)は各クラスでビニール袋のこいのぼりを制作。折り紙に「早く元の生活に戻れるよう願っています」「ファイト日本」などの思いを書き込み、うろこのようにこいの体に張り付けた。
6年生の木原慶士君は「避難をして友だちと会えないのはさみしいだろう。募金などでちょっとでも助けになりたい」、日浦優希さんは「被災者のみなさんが笑顔になるまで応援していたい」と話していた。
掲揚するなどして応援の気持ちを送ろうと、市教育委員会が呼び掛けた。こいのぼりは5月2日まで掲げ、ホームページなどで取り組みを発信することにしてる。(橋本)