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60年ぶり供養塔に墨入れ 「犠牲忘れず会受け継いで」

2011.06.23

 

 八本松88石仏の会は6月19日、東広島市八本松町曾場ヶ城山の中腹にある戦没者供養塔、通称みぎす岩の洗浄、墨入れを記念して「追悼会」を開いた。遺族や地域住民ら約50人が参加。雨で濡れた山道を約15分かけ、杖をつきながら登った。

 供養塔は昭和27年に建立されて以来、汚れがひどく、苔がむして名前の判別が難しくなった。これを受け今回60年ぶりに洗浄。約3カ月かけてきれいにし、墨入れを行った。

 この供養塔は、地元の人たちからみぎす岩と呼ばれる約12mの巨岩でできている。岩の表面には旧賀茂郡川上村出身で日清戦争から太平洋戦争までの戦死者128人と原子爆弾投下による死者28人の計156人の戦没者の名前が刻まれている。岩の前面には阿弥陀如来像が石造され、安置されている。

 石仏の会の西田敏幸会長は「一般市民が銃を持って戦争に出掛けることはなくなった。これらの犠牲があったからこそ、今の平和がある。このことを忘れないためにも、これからは若い人たちが中心となり、会を受け継いでいってほしい」と話していた。(石松)

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