東広島市黒瀬町丸山のブラック&タンは6月17日、東日本大震災で被災した人のために「アマチュアチャリティーライブ」を開いた。チャリティーイベントは今回で4回目。出演者とお客さんから500円の参加費を集め、義援金として寄付。
インターネットの動画サイトに演奏の様子を載せたところ、出演者の関係者から一緒に盛り上げたいと福島産の野菜が送られた。野菜の販売は今回が初めて。野菜は放射能安全基準値内で汚染されていないが、市場ではなかなか販売は難しい。野菜を売った収益は義援金にする。すべての食物が食べられないわけではないことを知ってほしいと、今後も続けていくことにしている。
ブラック&タンの柳谷明美さんは「音楽を通じてできるだけの協力をしていきたい。チャリティーイベントはまだまだ続けていく。出演バンドも随時募集しています。一緒に盛り上げていきたいですね」と話していた。7月は2日間連続のライブを計画している。
問い合わせは同店0823(82)9168へ。震災から3カ月、一人ひとりが自分にできることを考えることは支援につながる。(西谷)