JR竹原駅の竹原駅前商店街で、第23回竹原七夕まつりがあった。商店街を飾ったのは、市内の企業や団体、子ども会などが作った七夕飾り。。「サッカーがじょうずになりたい」「元気で幸せに過ごせますように」と願い事を書いた短冊がつるされ、知人やわが子の短冊を探す姿もあちこちで見られた。
東日本大震災の被災地を支援する東北物産市も開かれた。岩手・宮城・福島の3県の物産を取り寄せた。地酒、レンコンかりんとうなどを販売。募金箱も設置。今市恵誉・駅前商店街理事長(52)は「商店街は商業者のものではなく、地域の人の社会インフラ。この商店街をいろんな人に自由に活用してもらいたい。今後も、若い人が多く参加する祭りとして定着していってほしい」と話していた。
竹原市在住の主婦でつくる手作り雑貨サークル「モヘア堂」は定期的に作品を販売し、七夕祭りへの参加は2度目。ビーズ作品を手掛けた白井さつきさんは「竹原七夕まつりは夏の最初のお祭り。毎年の恒例行事として、とても楽しみにしています」と笑顔。(門田)