国土交通省中国地方整備局は7月26日、東広島、呉の両市と災害時の情報交換に関する協定を締結した。災害時に同局職員を「現地情報連絡員」として市災害対策本部などに派遣し、現地の状況をスムーズに伝達することで、的確な対策や救援につなげるのが狙い。
広島市中区の同局で調印式があり、東広島市の蔵田義雄市長と呉市の小村和年市長はそれぞれ、福田功局長との協定書に調印した。
発生時、災害対策本部がおかれる東広島市危機管理課は「迅速な技術支援は被害の拡大防止や早期復旧へつながる」と期待。
同局は7月末までに、広島県内の16市町(政令都市の広島市を除く)と同様の協定を締結している。(橋本)