東広島市黒瀬学園台の広島国際大学で7月30日、福祉体験学習(青少年育成東広島市民会議中黒瀬支部主催)が行われ、市立中黒瀬小学校5・6年生のうち希望する児童54人が福祉スポーツをしたり、学内見学したりした。同大で小学生対象の体験学習を開いたは今回が初めて。
児童たちはシッティング(座って)バレーなどの福祉スポーツを体験後、大学構内食堂で昼食。食券を購入し大学生気分を味わった。
この後、同大学医療福祉科の学生ボランティアが大学構内を案内。しわになりにくいシーツの整え方などを見学し、実践。介護用ベッドやリフトを操作し車いす用の台所や洗面台などを体験した。辻竜太くん(11)は「車椅子のままでも楽で便利」と驚いていた。
児童たちは大学生から出題されたクイズに答えながら理解を深め、体験を通して楽しみながら福祉について学んだ。(小林)