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北広島市から中学生6人 古墳や酒蔵見学で交流

  • 2021/09/08

 

 東広島市と姉妹都市の北海道北広島市の中学生大使6人は8月3日、東広島市役所を訪れ、蔵田義雄市長らを表敬訪問した。
 
 北広島市との都市交流は今回で26回目。明治時代、東広島地域を含む広島県出身の25家族105人が北海道に移住し、開拓したことを背景に、お互いの都市を訪問し合い交流を深めている。

 歓迎のあいさつで蔵田市長は「広島県には原爆ドーム、宮島の2つの世界遺産があります。広島の様子、文化を皆さんの目と耳でしっかり吸収し、学校の生徒の皆さんに伝えて欲しい。」と述べた。

 子ども大使代表で西の里中学校3年の山口遥也君は「8月6日は広島市の平和記念式典にも参加します。今回の訪問を通して命の尊さについて考えたい。」と挨拶。市長らと歓談後、記念撮影し、絆を深めた。

 一行は三ツ城古墳や旧石井家住宅などを見学。4日には東広島市の各交流校を訪問。子どもボランティアによる案内で酒蔵を見学し、広島市へ移動した。8月22日からは東広島市の子ども大使14人が北広島市を訪問する計画。(石松)

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