東広島市観光協会地域資源活用トライアル事業の実行委員会第1回会議が8月5日、サンスクエア(東広島市市民文化センター)で開かれた。実行委員会は、事業の趣旨に賛同してイベントを企画し、協会が採択した大学生・市民グループの代表者をメンバーとして構成されている。
採用された企画には酒蔵利用イベントとして作品展示やパフォーマンス・スタンプラリーが行われる「ARTin酒蔵」、演劇もできる喫茶・戦国cafe「侍」や、東広島在住で映画「星守る犬」の原作者・村上たかしさんの原画展などがあり、地域資源を活用した多彩なイベントが開催される。
広島市立大学と尾道大学の共同企画の「ART in酒蔵」で、スタンプラリーを企画した尾道大学芸術文化学部の代表・森田菜摘さんは「大学生から見た酒蔵の魅力を伝えたい」と話していた。
この事業の委託期間は平成23年6月9日から24年3月30日までだが、次年度以降も自立的に行っていく母体組織作りも視野に入れている。ツイッターでも情報発信を行っている。アカウントは「kugurimon」。(田中)