「宇宙科学で遊ぼうin東広島」が8月21日、東広島市西条中央の東広島商工会議所会館で行われた。同商議所の主催。
市内在住の小学2年生から中学2年生までの100人が参加。サイエンスコーディネーター・山田ふしぎ氏によるショーでは、子どもたちに宇宙服は何色か、宇宙で水はどうなるかなどの質問を投げ掛け、実験を通して答え合わせ。子どもたちは目の前の実験に興味深く見入っていた。
このほか、宇宙と似た空気のない状態にした装置の中で小さくなったマシュマロを食べたり、チューブの中で起こった水素と酸素が化学反応する際に発生する振動を手で感じたりするなど五感で科学を体験。西条中1年の中本琳君(12)は「ショーを見て宇宙に興味が出てきた。学んだことはしっかり覚ておく」と話していた。
工作では、厚紙を切ってフィルムケースに張り付け、色を塗ったロケットを、アルコール燃料で発射。大きな音に子どもたちからは歓声が上がった。高美が丘小3年の新宅隼人君(9)は「今日はロケットのことをいろいろと知ったり、工作をしたりして、楽しかった。宇宙とはどういうものか少し分かった」と笑顔だった。(森)