東広島市内の小学生が相撲の技を競う「第37回子ども相撲大会」は9月23日、市立安芸津中学校相撲場で行われた。安芸津相撲クラブ主催。163人の勇ましい小学生力士の取り組みに、応援席からは熱い声援が送られた。
市立西条小、寺西小、板城小、八本松小、三ツ城小、板城西小、木谷小、三津小、風早小の9校から、昨年より多い小学生男女が出場。個人戦は学年別、団体戦は3人1チームで、1・2年の部、3・4年の部、5・6年の部に分かれて行われた。
個人戦の2年生部を制したのは、八本松小の佐藤鼓さん(7)。去年は2位で、その時の雪辱を晴らした。5回の取り組みの相手はすべて男子。決勝戦では、何度も投げられそうになりながらも粘り強く挑み、優勝した。悲願の優勝メダルと賞状を手ににっこり。
大会会長を務めた安芸津相撲クラブの新開誠次会長(61)は「相撲は足腰が強くなる上、どんなスポーツにも通じる。学校の先生にもっと力を入れてもらって、たくさんの子どもが大会に参加して、盛り上げてほしい」と話していた。(森)