児童・生徒が直接学校の教職員に質問する学校説明会が9月25日、竹原市の大広苑で行われた。同市に本部を置く塾「ノーベル学習館」(西川敏博館長)の主催で竹原、東広島、三原、大崎上島町の親子270人が参加。国立高専、県立・私立の高校・中高一貫校計12校の話を熱心に聞いた。
親子全体に向けた教職員の説明の後、児童・生徒は各校のブースを回って一人ひとりが教職員に質問。「学校の雰囲気は」「どんな中学生に入学してほしいか」などを積極的に聞いてメモを取っていた。
中学3年の娘と参加した母親は「親子で納得した進路を選ぶには、わたしも学校を知っておく必要があるので、いい機会」と話していた。
地域の児童・生徒・保護者が無料で参加できるこの会は「情報を提供することで地域の役に立ちたい」と同塾が約20年前から続けている。「行きたい学校に出会うことは学ぶ動機付けになる。目的を明確にして受験に挑んでほしい」と西川館長。(橋本)