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(SUN)

「目的を明確にし受験を」 学校説明会に親子270人

  • 2021/09/01

 

 児童・生徒が直接学校の教職員に質問する学校説明会が9月25日、竹原市の大広苑で行われた。同市に本部を置く塾「ノーベル学習館」(西川敏博館長)の主催で竹原、東広島、三原、大崎上島町の親子270人が参加。国立高専、県立・私立の高校・中高一貫校計12校の話を熱心に聞いた。

 親子全体に向けた教職員の説明の後、児童・生徒は各校のブースを回って一人ひとりが教職員に質問。「学校の雰囲気は」「どんな中学生に入学してほしいか」などを積極的に聞いてメモを取っていた。

 中学3年の娘と参加した母親は「親子で納得した進路を選ぶには、わたしも学校を知っておく必要があるので、いい機会」と話していた。

 地域の児童・生徒・保護者が無料で参加できるこの会は「情報を提供することで地域の役に立ちたい」と同塾が約20年前から続けている。「行きたい学校に出会うことは学ぶ動機付けになる。目的を明確にして受験に挑んでほしい」と西川館長。(橋本)

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