竹原市港町の社会福祉法人的場会(中川康子理事長)は10月16日、利用者と家族、地域住民が交流を図る「第30回いきいき交流会」を同会グラウンドで行った=写真。ボランティアや職員も含め約300人が参加し、パン食い競争・玉入れなどの競技や昼食会を楽しんだ。
的場会は特別養護老人ホーム、通所介護事業、適合高齢者専用賃貸住宅などを運営し、全利用者は240人、職員は115人。この日、利用者約170人が競技に参加したり、竹原中学校吹奏楽部の演奏を聞いたりした。
開会式では老人ホーム利用者の西浦万之助さん(88)が「みなさんと交流できることを楽しみにしていた」とあいさつし、「全種目やる気満々」と意欲を燃やしていた。
中川理事長は「みなさんのおかげでここまで続けてこられた。利用者が楽しめるようにと行っている行事なので、いろんな人と交流をしてもらえれば…」と笑顔。
同会では普段、家族と一緒にいられない入居者などのために絆を再確認してもらおうと取り組んでいる。 (森)