「保育活動のフィールドはここ」と田畑や山を指さす東広島市黒瀬町南方の稲垣直登さん(49)。同所の絵本専門店「麦わらぼうし」の経営者で「麦わらぼうしこどもえん」(認可外保育施設)の来春の開園に向け、準備を進めている。店そばのログハウスが園舎。周辺の里山での活動をメーンとする。
対象は2~5歳。2歳児は週2日、3~5歳児は週5日の保育。時間は9時30分~15時30分。保育料は1カ月3万円の計画。
開園時は稲垣さんと保育士・岩井絢さんの2人で対応。子どもの感性を生かす創作活動のほか、他園の子どもたちとの交流、公共交通機関を使って海や美術館などいろいろな場所へ出掛けることを計画している。12月17日10時~、同所で説明会・意見交換会を開く。稲垣さんは「保護者の意見を拾って計画を進めたい。ぜひ家族できてほしい」と呼びかけている。当日は同園のアドバイザーで白梅学園大学学長、東京大学名誉教授の汐見稔幸さんのビデオレターも流される。問い合わせは稲垣さん0823(83)0803へ。(橋本)