東広島市は12月6日、市暴力団排除条例を10月に制定したことから同市西条西本町の市民文化センターで「暴力団等の不当要求排除ステッカー」交付式を行った。東広島商工会議所、黒瀬商工会、広島県央商工会、安芸津町商工会、東広島市暴力監視追放協議会へ計4000枚のステッカーを手渡した。
交付式では、東広島署の酒井敏行署長が「暴力団に対しては市民一体となって強い意思を示すことが大切。市からステッカーを交付されたことを連携の大きな契機として先頭に立って頑張っていきたい」と力強く語った。
市暴力監視追放協議会の水本洋一会長は「ステッカー交付は、全国に8万人いるという暴力団に立ち向かう大きな武器をいただいたような気持ち。暴力団のいない、安心安全な市を作っていければという熱い思いでいっぱい」と話していた。
交付式のあと、ゆめタウン東広島駐車場で、暴力団排除条例の概要や相談窓口などが記載されたちらしとティッシュを買い物客に手渡した。 (門本)