東広島市交通安全対策室が毎年秋と冬に開いている「参加型交通安全教室」は12月18日、東広島市西条中央の賀茂自動車学校で行われた。講習には東広島市老人クラブ連合西条支部の15人と八本松支部の15人の計30人が参加。運転実技では基本的な運転技術を再確認。また、グループに分かれ、75mのコース上にジグザグに置かれたパイロンの上にボールをのせる「ボールのせ競技」=写真=も行われ、参加者はパイロンを倒さないように幅寄せに苦戦。
交通安全体操では広島国際大学医療福祉学部の学生と一緒にボールを使ったゲームや大きな声を出して歌を歌うなどして頭と体をリフレッシュ。パソコン上のコースや信号の指示どおりにハンドル、ブレーキなどの操作をするドライブシミュレーターでは、参加者それぞれ反応の遅れを自覚する機会となっていた。八本松支部から参加の古本弘子さん(66)は「初心に返って自分の運転を見直すことができてよかった」と話していた。 (掛川)