東広島市鏡山の鏡山城跡発掘調査現地説明会は12月17日、史跡鏡山城跡山頂とガガラ地区調査現地で行われ、約20人の参加者があった。主催は東広島市教委、広島大学、東広島市教育文化振興事業団。
13時30分からの第1部では、城跡を歩きながら市生涯学習部文化課の吉野健志さんらが、城郭をはじめ鏡山城の概要説明。14時30分からの第2部では広大総合博物館埋蔵文化財調査室の藤野次史さんと永田千織さんから現在調査中のガガラ地区を歩きながら発掘調査状況の説明を受けた。
三原市沼田東末広の砂原和人さん(69)は「市民学芸員講座にも参加しており、こういった講座があればよく参加する。各城に違いがあり面白い」と1部・2部とも説明を聞きながら現地の様子を見ていた。
山道を上がり下りしながらの説明会だったが、「勉強にもなるし、いい運動にもなって一石二鳥」と笑いながらも、質疑応答の時間では熱心に質問していた。 (仲田)