少林寺流空手錬心舘広島地区本部は1月22日、安芸郡坂町のベイサイドビーチ坂で合同寒稽古を行った。県内25支部の4~70歳の門下生400人が裸足で砂浜に立ち、身心の鍛錬に励んだ。
西条プラザ支部の藤井晃大君と緑井支部の曽根凛香さんが「今年のテーマ『龍』のごとく、ドラゴンパワーを胸に天を駆けめぐる勢いで設立40周年記念大会を成功させます」と元気よく新年の誓い。
全員が突きをしたり、代表者が演武や試割り(しわり)をしたりした。海の行では気温7度、水温12度の海水に腰までつかって「エイ、エイ」と四股突き200本で気を引き締めた。
初めて行を体験した柳佳那さん(本部舘・八本松小4年)と城島怜佳さん(同・平岩小3年)は「海の水は冷たかったが気合が入った。いろいろな大会では良い成績を残せるように頑張りたい」。
今年は本部設立から40周年を迎え、5月には東広島市のアクアパークで記念大会を行う。(橋本)