会社説明を聞く参加者(手前)
竹原市雇用対策協議会は2月22日、竹原市中央5のたけはら美術館文化創造ホールで、すべての求職者を対象にした「竹原市就職ガイダンス」を行った。ガイダンスは4年前から定例化し、年齢・男女問わず80~100人の求職者が参加している。企業は主に市内の中小企業。今年は広島市内の企業を含め30社が参加。
ガイダンスに参加の大学4年生・男性(22)は「これまで50以上の企業を受けたが不採用。今は就職が難しい時期。地元で就職の機会を設けてもらうことに感謝している。今回が最後のチャンスだという思いでガイダンスに臨みました」と話していた。
竹原市役所産業振興課・向井直毅さんは「就職ガイダンスが企業側と求職者側の両者にとってよい方向に行くきっかけになることを望んでいる。一人でも就職の道を切り開いてもらうことがわたしたちの一番の願い」とガイダンス参加者の健闘を祈っていた。 (國藤)