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大井公民館で講演会 地質、地層から歴史学ぶ

  • 2021/07/28

地質学を説明する講師の三好さん

 

竹原市下野町大井の大井公民館(溝手隆章館長)は3月2日、60年以上地質・層学の研究に携わっている三好浩之さん(82歳)を講師に招き、同公民館で「化石、地質に学ぶ・2億年のロマンをほどく」というテーマで講演会を開いた。講師の三好さんは元大井公民館長。学生のころから地質、地層の分野に興味を持ち、長年にわたって地球の歴史や生物の進化の過程などの比較、検証をしながら独学で研究を重ねてきた。
講演会では、三好さんが撮影したハワイの火山地帯の写真や資料を基に分かりやすく地質・層学を説明。化石、岩石のコレクションの一部も公開。会場に集まった人たちは講演を聞きながら、実際に化石や岩石に直接触れて、地球の歴史を肌で感じていた。
三好さんは「これまで研究してきた成果を地域に貢献するという形で多くの人に知ってもらうことができた。珍しい化石や岩石には2億年という長い歴史があり、人類のロマンがある」と話していた。(國藤)

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