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(SAT)

自然を大切に思う絵を壁画に 卒業生42人で壁画を見る

  • 2021/07/28

 

 東広島市西条下三永の市立小学校三永(みなが)小学校6年生がデザインした壁画が提案や地域住民の協力で、2号線沿い同小入口交差点横の護岸のコンクリート部分に完成。3月9日、同小の自由時間を使ってお披露目会を行った。
県の事業で河川工事を行っていた地元建設会社の岡野博幸(おかのひろゆき)さん(61)が「三永全域のテーマ『自然を大切に』の壁画にしたら卒業記念になるのでは」とコミュニティ会長の仲伏英雄(なかぶしひでお)さんに提案。河川工事を同社に依頼していた西部建設事務所東広島支所と同小の賛成で実現。3月7日に地域住民が一丸となって絵を電動のみで彫った。お披露目会では42人の卒業生が楽しそうに壁画を眺めていた。
デザインが採用された小学6年生の藤田実空(ふじたみく)さんは「自分の絵が彫られて嬉しい」と笑顔。三永小の古川純子(ふるかわすみこ)校長は「よい卒業記念ができたと思う。大人になっても見にきてほしい」と話していた。(高橋)

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