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樹齢250年宿根の大桜 13~18日ごろ満開 「竹原の宝を守る」

  • 2021/07/14

 

 竹原市下野町宿根の「宿根の大桜(正式名称=江戸彼岸)」。樹齢は約250年といわれ、高さ20m、横幅20m、幹回り4mで、4本の太い幹からなっている。県内の株立ちの桜の中では3位に認定されていて、見るものを圧倒する。4月13~18日ごろ満開。
 市内外から美しく迫力のある大桜を一目見ようと多くの人が訪れている。市内に住むお年寄り(65)は「竹原の自然の豊かさを感じる。想像以上に迫力満点で驚いた」と満喫。
 現在では堂々と咲き誇っているが以前は周囲の木々に埋もれ、地元住民も近づくことができなかった。平成21年、「桜=地域の宝」を守っていこうと、大井・宿根地区協働のまちづくり協議会(稲葉忠彦会長)が取り組みを始めた。協議会環境部会が中心となって竹や木を切って整備。古木の保全の研修を行うなどしながら管理している。
 稲葉会長(72)は「宿根の桜は竹原の宝。これからも地域の財産を守り続ける」と話している。(國藤)

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