中国東方航空が運航している広島~上海線は4月16日、三原市本郷町善入寺の広島空港発着で週2往復の増便となった。広島空港ビルディングは増便に合わせ国際線到着ロビーで利用者に宮島デザインのしゃもじや県のパンフレットなどの入った記念品袋を手渡した。
現在の同線は毎日の運航で9時20分発、9時50分着。増便は月・金曜日の12時55分発、13時40分着。ビジネス8席、エコノミー148席の「エアバス320」。利用状況は平成21年から徐々に増え、昨年の利用客は8万4318人。
増便は主に広島県内で仕事をする中国人の利便性を考慮して発着時間を決めた。初便の利用は70人。
会社の研修旅行で広島に来た姜暁紅(こうぎょうこう)さん(24)は「増便する日だとは知らなかった。バスの中で記念品をじっくり見ます」と突然のプレゼントに満足顔だった。(高橋)