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1300株の芝桜咲く 地域よくする取り組み 竹原・大井地区

  • 2021/07/14

大井地区1300本の芝桜

 

 竹原市下野町の天池(あまいけ)の土手沿いに咲いている赤、白、紫の芝桜。ピークの4月中旬から5月上旬にかけ長さ180mにわたって約1300株の花。
 地域住民や土手沿いを横切る車の運転手は芝桜を見て季節の変わり目を感じている。以前は一般ゴミ、不燃物、不要となった家電などの不法投棄で池はひどく汚れていた。
 平成21年、大井地区のまちづくり協議会の環境部会・馬場勧会長(69)が中心となり、天池を整備し地域をよくしていこうと、芝桜を植える取り組みを開始し、2年をかけて整備。環境部会は芝桜の専門家に管理の方法を学ぶなどして研究したり、地域のボランティアの協力を得て月1~2回の除草作業を行うなどしてきた。
 馬場会長は「3年前は手の着けようがないほどに荒れていたが、芝桜を植えた後には不法投棄もなくなってまちがきれいになった。今年もたくさんの人に喜んでもらえてうれしい」と話している。(國藤)

 

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