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「育てた野菜を味わう」 志和堀保育所園児が収穫

  • 2021/07/07

 

 東広島市志和町志和堀の志和堀保育所(平竹文子所長、17人)園児は8月22日、所内で育てた野菜を収穫した。年少~年長組の10人がトウモロコシもぎに挑戦。ほかにミニトマト、冬がん、オクラも取った。トウモロコシはさっそくゆでられて、午後のおやつに全員で味わった。
 所内の広い敷地のあちこちに、モロヘイヤ、さつまいも、枝豆、タイガーメロンなどたくさんの野菜を栽培している。「収穫の喜びだけでなく、種から成長していく様子や野菜を作る大変さを子どもたちに知ってもらいたい。取れたてのおいしさも味わってほしい」と平竹所長。近所の人が野菜作りのアドバイスをしたり、水やりをかって出たりと、地域の支えがある。
 年長の宮本純奈ちゃん(6)は「大きくなぁれ、と言って世話をしてきた。今日はスイカが大きくなっているのを見てうれしかった。保育所の鉄棒が好き」と話していた。
 入所園児が20人以下の状態が3年目となった同所は、入所園児保育所適正配置基本構想に基き今年度末で閉所となる可能性がある。保護者会ではポスターを作り、近隣施設に掲示してもらうなどして、来年度以降の存続のために活動している。(門本)

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