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高屋西小5年生が稲刈り

  • 2021/07/07

 

 東広島市高屋町中島の市立高屋西小学校(高木伸夫校長、680人)の5年生125人は9月13日、総合学習「ス米ルプロジェクト」で稲刈りを行った。今年で7回目。
同校児童に栽培体験を指導している向原寛二さん(78)が鎌の使い方を説明し、5月に田植えをし、立派に実ったコシヒカリを前に「1粒の種が100から120の米粒になった。その命をいただいて生きていることを忘れず、丁寧に、大切に刈り取ってほしい」と呼びかけた。
 田んぼに入った児童は、向原さん、高屋西地域センターの岡哲敏センター長、教員の指導で2人1組になって稲を刈り取り、わらをねじって束ねてはぜ干しにした。
 片山姫歌さん(11)は「稲刈りは意外と力が必要で難しかった。日々普通に食べている米が出来上がる工程は大変だと感じた」、高木校長は「児童に収穫の喜びや楽しさを感じてもらいたい。地域の方々の協力あっての活動であることに感謝している」と話していた。
 稲は後日、竹を割った間に稲を通す古代式、足踏み千歯扱ぎ、千歯扱き、バインダーの4つの方法で脱穀し精米する。11月末にかまどで炊いて食べる計画。(門本)

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