東広島市高屋町の高屋西生涯学習の古里づくり協議会(池田昭典会長)は12月2日、市立西高屋小学校で高屋西交流会古里まつりを開いた。今年で12回目。
体育館では開会行事の後、最初に同小6年生が組曲「白鳥」を熱演。音楽専科の中田依子教諭の指揮で、地域に伝わる白鳥伝説を和太鼓や篠笛などで表現。続いて東広島サムエル保育園児のパラバルーン演技、市立高屋中学校吹奏楽部や東広島オカリナ愛好会の演奏など17のステージ発表があった。
20分以上の組曲を演奏し終えた6年生たちはすがすがしい表情で「後に続くみんなが伝統を引き継いでもらいたい」「今の5年生もしっかり練習を重ねて自分たちを越えてほしい」と話していた。体育館ではほかに西高屋を中心とした団体の作品などが展示された。
グラウンドでは5年生が育てた米や3年生が栽培した大根の販売、昔ながらの餅つきなどが行われた。(小林)