県立賀茂北高校と河内高校は、学校間連携生徒会協定書の調印式を1月17日に賀茂北高で行った=写真。各学年が3学級以下の小規模校である両校は、平成25年度から学校間の連携を始める。授業、部活動、学校行事などの連携を図り、よりよい学習環境を目指す。県内では既に11グループ、24校が連携中。12番目の実施となる。
調印式には両校の生徒会役員、生徒会顧問、校長が列席。賀茂北高全校生徒の前で両校生徒会長が協定書に署名・調印をした後、記念品として河内高からツツジ、賀茂北高から芝桜が贈呈された。賀茂北高の山下弘校長は「調印式をきっかけに生徒同士の連携を深めて、互いに切磋琢磨してほしい」と話していた。
調印式を終えた河内高生徒会長の中村光さん(17)は「これからがスタート。不安もあるが期待は大きい。互いの良いところを学びたい」と連携に意欲的。
賀茂北高生徒会長の福光航輝さん(16)は「いろいろな人と出会えるので、互いに良い刺激になればいい」と活動が広がることへの喜びを口にした。
部活動は既に連携を開始。野球部や陸上部では合同練習を行っている。(谷川)