手回しオルゴールの魅力を全国へ発信するイベント「２０１３年手回しオルゴール全国交流会ｉｎ東広島」はこのほど、東広島市西条本町の賀茂泉酒造２階のホールで行われた＝写真。酒蔵通り活性化プロジェクト（右田悦雄代表）の主催。プロジェクトは平成２４年度同市シティプロモーションの認定事業。
イベントは交流会、発表会の２部構成。前半の交流会は西条こども合唱団どんぐりの合唱、手回しオルゴールやマリアハープなどのライブ。後半の発表会では創作手回しオルゴールの披露、絵と手回し用のカードを融合させたオリジナル曲の表彰なども行われた。
また、酒蔵通りをイメージして作曲された「酒蔵通りから 明日へ」の歌詞の発表もあった。全国から２４作品の応募があり、京都府の杉本浩平さんの作品が最優秀賞に選ばれた。審査委員長で同曲の作曲も手がけた山田千秋さんは「心ときめく歌詞がたくさん寄せられ、この曲を作って本当によかった」と講評。冬休みの課題として作詞に取り組んだ磯松中学校に特別賞が贈られた。
右田代表は「全国に先駆けてのイベント。これを起点に東広島から手回しオルゴールの輪を広げたい」と笑顔だった。（堀）
