東広島次郎丸太鼓(大田隆文代表)に小学生以下のジュニアクラス「小次郎丸」ができ、子どもたちは練習に励んでいる=写真。保育園から小学校低学年の加入者もいて、子どものレベルに合わせて充実した指導をするために、新しく部門を立ち上げた。
大田代表は「大人と一緒の練習は無理を言うことになりかねない。互いを思いやる気持ちを育てながら『太鼓が楽しい、好き』という気持ちを大切にしていきたい」という。
太鼓を始めて約1年という塩谷心紬さん(原小1年)は「自分の音がよく聞こえて練習しやすい。最初は楽譜も読めなかったが、教えてもらって簡単なものは読めるようになった」と笑顔で練習に取り組む。大田空君(東西条小4年)は「太鼓を打っていると楽しくなる。早く打つところ、休むところ、繰り返しなど変化もあって面白い。新しい仲間に早く会いたい」と目を輝かせる。
メンバーは現在8人。今後は音楽祭などを中心に小次郎丸の活動を披露する計画。毎週火曜日の18時30分から20時まで東広島市中央生涯学習センターで練習している。問い合わせは大田代表090(8994)0540へ。