6月9日に演奏会 女声合唱団コール・マイン黒瀬(小川弘美代表)が創立30周年を迎え、6月9日の演奏会(黒瀬生涯学習センターせせらぎホール)に向けて力のこもった練習を続けている=写真。合唱団は30代から70代までの女性21人からなり、全日本おかあさんコーラス全国大会に過去3度出場した実力を持つ。6月23日に広島支部大会が控える中、地元のファンには一足早い歌声の披露となる。
演奏会では組曲「みやこわすれ」のほか、懐かしの唱歌や昭和ポップスなど、なじみの曲目を用意。練習場所の中黒瀬小学校音楽室には、心地よい歌声が響く。
「歌が好き」という主婦たちで結成。当初は数人だったが、音楽を通した地域交流を重ね、認知度も上がり、芸術祭でのステージ、施設慰問などで活躍。入団して二十数年という隅田和子副代表は「歌の持つ魅力と楽しい仲間に支えられてここまで続けられた」、小川代表は「聞いた人が元気に、前向きになってもらえるよう心を込めて歌いたい」と話している。