市立三永小学校(脇坂治海校長)の5〜6年生101人は5月20日、隣接する広島カンツリー倶楽部西条コースで外遊びを体験した=写真。遊びを通して規律性と強調性を高め、体力向上を図ることを目的に、地域住民やPTAのOBなどでつくる三永小学校区教育推進連絡協議会と学校とが連携。
同コースのグリーンキーパーを務めている上野三樹也さんはグリーンやバンカーに入らないように注意事項を伝え「いつもと違った感触を楽しんで」と話す。
児童たちは運動会で披露の組み体操を芝の上で練習した後、緑の映える広いコースに散らばって、ボール遊びや鬼ごっこなどをした。
6年生の丸川岳人君(12)は「グラウンドと違って足の裏がチクチクしたが走りやすくて気持ちがよかった。毎日でも来たい」と笑顔だった。
脇坂校長は「学校だけではできないことを、地域の皆さんの協力で実現できたことは、子どもたの心の中に深く残ると思う」と話していた。
ゴルフ場との連携事業はロング昼休憩の時間を使って、来年3月まで9回実施。12月の持久走大会や月に1度のクラブ活動でもゴルフ場を使用する計画。