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緑化コンクールで2度目の特選受賞 豊栄中学校

  • 2021/06/23

 

 平成24年度の全日本学校関係緑化コンクールで、東広島市豊栄町鍛冶屋の市立豊栄中学校(藤猪敬二校長、81人)が特選(文部科学大臣賞)に輝いた。同校は18年度と19年度に入選、20年度に準特選、22年度にも特選を受賞しており、2度目の快挙を成し遂げた。
 同校では環境美化委員会の16人が中心となって、花を植えた約350個のプランターを校内に置いている。3年生全員が行う「一人3鉢運動」では、3種類の菊を育て、秋に地域の公共施設や世話になった事業所などへ配る。地域の人との交流が生まれ、喜ばれることが生徒の励みになっている。
 環境美化委員会担当の増岡実教諭は「植物を種から育てることで、気持ちが豊かになり、やさしくなる。活動を通じ、命を大切にする子に育ってほしい」と話している。委員長の3年生・谷本友輝君は「花の水やりは大変だが、手間をかけることできれいな花が咲くのだと実感。受賞は誇りに思います」と笑顔。
 藤猪校長は「努力は実を結ぶのだと感じ、達成感でいっぱい。これからもさらに質の高い、心のこもった緑化活動となるよう取り組んでいきたい」と話している。 (門田)

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