東広島市河内町の老人クラブ、河戸むつみ会(竹原泰男会長、120人)が創立50周年を迎え6月9日、記念式典を行った。会場の河内西小学校体育館には会員と河内西小児童や近隣住民など約400人が駆け付け、記念の神楽上演を楽しんだ。
竹原会長は「61歳から100歳までの幅広い年代が交流している。会員が毎日生き生きと過ごせるのも、郷土を明るくしようという地域の方々の支えがあってこそ。これからも皆さんと一緒に頑張っていきたい」と感謝の言葉を述べた。
来賓を代表して蔵田義雄市長が「皆さんの力が東広島の力。地域から提言をいただき、よりよい東広島を作っていきます」とあいさつ。
式典の後、島根県の美穂神楽団(藤田憲司団長)による神楽があった。 演目「恵比寿」の中では祝いの餅まきが行われた。ハッピ姿の小学生が客席を練り歩き、会場を盛り上げた。
会員の大井啓子さん(81)は「美土里に神楽を見に行ったこともある。河内で見られるのは貴重な機会なので楽しみにしていた。会のお陰でわたしと地域とのつながりが保たれている」と話していた。 (堀)