ショーの実行委員長 西本さん
東広島市西条町土与丸の市総合福祉センターで7月15日、障害のある人がモデルにチャレンジする「第1回ヘアー&ふれあいファッションショー IN 東広島」が行われる。ファッションセラピーの会ヒロシマ主催。
「おしゃれをすると心が晴れ、美しい笑顔になる。若返った気分でわくわくします」と話す同会員で実行委員長・西本智枝美さん。車いす生活をしており、これまでに広島市内で4回開催されている同ショーに、モデルとして2度出演している。そのときの感動を胸に、東広島市でも障害者の夢をかなえ、美しい笑顔のショーを実現したいと立ち上がった。
当日は障害者18人と健常者7人のモデルがカラードレスやウエディングドレス姿で登場。美容組合東広島支部の美容師20人がボランティアでヘアとメークを担当するほか、企業やヘルパーなどの協力を得ている。後半は、車いすダンスショー。誰でも入場でき、チケットは500円。
東広島市に住み始めて4年の西本さんは「東広島はとても住みよいまち。心のバリアフリーがあふれる東広島であってほしい」と願う。ファッションショーの成功はその第一歩だ。 (門田)