日本青年会議所・中国地区広島ブロック協議会は7月4日、東広島市黒瀬町大多田の私立武田中学校で「憲法教室」を行った。
憲法について学び、公正に判断する能力を身につけてもらおうと県内の中学生を対象に行っている。東広島では今回が初めて。
同協議会のメンバーが3年生49人に憲法の歴史や憲法などを説明し、東日本大震災の政府の反応、消費税問題を題材に講義。
授業を受けた堀成実(ほりなるみ)さんは「学校の授業で憲法のことは知っていたが難しいイメージしかなかった。この授業は理解しやすかったので関心を持てた」、同協議会平井啓博(ひらいよしひろ)副会長は「大人も理解している人が少ない憲法について授業をきっかけに子どものころから興味を持ってほしい」と話していた。 (高橋)