ライフジャケットを着て浮遊体験をする参加者
(公財)東広島市教育文化振興事業団は7月6日、東広島市安芸津町の安芸津B&G海洋センターで、水の事故ゼロ講習会を行い、27人の小学生が参加してプール、海、川などで水に浮く方法の指導を受けた。
ライフジャケットを着て浮いたり、Tシャツなどの着衣泳を体験したりした。
おぼれかけたときに慌ててもがくと体力を消耗するため、仰向けに浮いて救助を待つこと、ペットボトルや買い物袋などに空気を入れて腹に抱えれば、浮き輪代わりになることを学んだ。
後半はカヌーの実技体験。
乗降の仕方、左右の方向転換、止まり方などパドリングの技術指導を受けた。参加者のほとんどは初心者だったが、1時間ほどで乗れるようになった。
参加者は「カヌーの体験は楽しかった。おぼれたときは落ち着くことが大切だと分かった」と話していた。 (三島)