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(WED)

インドネシアで合弁会社 販売力強化し事業拡大へ

  • 2021/06/23

調印を終え握手する佐竹代表(左)とゴーベル代表

 

 精米機の製造・販売大手のサタケ(佐竹利子代表)は、インドネシアでの事業拡大に向け、合弁で現地法人を設立する。
 パートナーは、インドネシアで家電製品の生産・販売、食品加工など幅広い事業を展開するゴーベルグループ(ラフマット・ゴーベル代表)。販売力強化とアフターサービスの充実をすすめ、売上拡大を狙う。
 新会社「サタケ・ゴーベル・インドネシア」はサタケが60万ドル、ゴーベルグループ傘下企業が40万ドルを出資し設立。本社をスラバヤ市に置き、来年1月に従業員13人でスタートする。社長はサタケ・タイランドの田中章一社長が兼務。
 同国で2012年の売上高は約5億円だが、数年以内に年20億円にする目標を掲げている。フィリピンやマレーシアなどの周辺諸国への営業も強化し、将来的にはインドネシアでの製品製造も視野に入れている。
 7月8日に東広島市西条西本町のサタケ本社で契約調印式が行われ、両社代表が契約書にサインした。 (福本)

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